孤独死を防ぎたい
一歩間違えれば孤独死といった極限状態にある高齢者を何度も目にしたことがあります。何かが起こってからの早期発見は叫ばれていますが、何かが起こってからでは遅いのです。これからは、ちょっとした変化にも気づけるような『予防』の意識を育ててゆく時代なのではないかと思います。
私たちが、老人ホームの紹介に留まらず色々な在宅支援を考える理由として、『孤独死を防ぎたい』という強い思いがあります。ご近所同士の関わり合いによって命が救われた方をたくさん知っているからこそ、そうした『関心』をもっと広げることが、ギリギリの生活を強いられている独居の高齢者を助けることにつながるのだと考えています。
これをただのボランティアと捉える声もありますが、私たちはこうした活動はやがて自分達の親や子供たち、そして自分自身にも影響を及ぼす社会活動だと考えており、福祉に深く関わる仕事をしている企業としては尚更果たすべき社会的責任であると自覚しています。
孤独を感じながら亡くなってゆく恐怖なんかを、誰も知らなくても良い世の中になることを心から願っています。